18/09/2026
.
TAGAJO CENTRAL PARK
併設された「カフェ棟」。
実はここが、
私たちがプロジェクトに参画したことで
特に大きく改善できたと感じている、
「動線の課題解決」が詰まった空間です。
当初の設計図では、
入口の正面が客席になっており、
注文カウンターは右側の死角に配置されていました。
そのままでは、
お客様が注文口に気づかず席へ向かってしまい、
スタッフがその都度アテンドする必要が生じたりと、
店舗運営の上で課題が残る動線でした。
一方で、
厨房などの大きなレイアウトは
すでに変更することができない。
そんな制約の中で提案したのが、
入口正面にドンと構える
「ビッグテーブル」です。
あえて直進する動線を塞ぎ、
一度、歩く方向を変えてもらう。
このテーブルがワンクッションとなることで、
自然と視線と動きがレジ側へ向かい、
サインと合わせて注文口へと導く
ゾーニングへ再構築しました。
さらにこのビッグテーブルは、
動線を整えるだけではありません。
イベント時には
レセプションやケータリング台としても
活用できます。
奥側は通常の客席として機能し、
一人でも利用しやすい場所になっています。
また、一人でも利用しやすい客席側と、
お客様を迎えるカウンター側との間に生じる
天板の段差には「スロープ」を設け、
まるでスケートボードのコースの一部のように
見せる仕掛けを施しました。。
変えられない条件を、
ただ制約として処理するのではなく。
その条件だからこそ生まれる仕掛けへと変えていく。
制約を逆手に取った、
この施設ならではの空間設計です。
#カフェデザイン
#動線計画
#仙台設計事務所