03/07/2026
.
先日撮影風景を少しだけ
お見せした邸宅リノベーション。
本日は、その全貌となる
竣工写真をお届けします。
プロジェクトのテーマは
「家族の記憶を紡ぐ、新たな暮らし」
長年大切に住み継がれてきた家には、
家族の歴史と愛着が深く刻まれています。
今回のリノベーションでは、
ただすべてを真新しく塗り替えるのではなく、
先人が遺した美しい意匠や暮らしの痕跡を、
現代の空間にどう調和させるかを
設計の主題としました。
かつて奥の部屋を仕切っていた
繊細な組子の建具は、
あえて空間のメインとなる場所に配置。
空間の中央に凛と立つ既存の柱には、
かつての床のラインや欄間の欠き込み跡を
そのまま残し、この家が歩んできた時間の
蓄積を視覚化しています。
一方で、昔ながらの和室や縁側特有の
「寒さ」や「段差」といった機能的な課題は
根本から見直しました。
親戚の方々が多く集まり、
お孫さんが元気に走り回る賑やかな日常。
それを想定し、プライバシーと開放感を
両立させた間取りへの再構築をはじめ、
断熱性能の向上や動線の整理など、
見えない部分の「暮らしやすさ」も
徹底的に追求しています。
過去の記憶を優しく包み込みながら、
これからの未来をより快適に紡いでいく。
新旧が美しく交差する、
新たな住まいが完成しました。
#仙台設計事務所
#住宅リノベーション
#空間デザイン
#和モダン