06/02/2020
2010年5月に落成したレコーディングスタジオ「Strip Garden」の電気工事全般を担当させていただきました。
24系統もの単独接地を施工。6600Vを受電するキュービクル内のトランスから音響系統を他の電気系統から完全分離。
更にトランスから音響系専用の分電盤まではケーブルを使わない「バスダクト」という方式を採用しました。このバスダクトは直線部分でスパイラル形状の硬銅胴体を採用し、対地静電容量が平衡することを回避しすることを実現しました(世界初)
音響系統の二次側電源系統には、Strip向けに専用開発した「AirCable®Quad」を全面採用。キュービクルからコンセントに至るまで、完全に空気絶縁構造を実現した究極の電源系統です。
一般用電源系統においても、全てのケーブルにシールド付きケーブルを採用。コンセント/スイッチの金属製埋め込みボックスはケーブルのシールドアースと接続され、音響系に及ぼすノイズの完全に遮断することにも成功しました。
結果として、レコーディングエンジニアの皆さんも驚愕するほどのS/Nを実現し、AirCableによる音の太さも兼ね備えた、奥津電工、渾身の代表作と断言できるレコーディングスタジオとなりました。